生後2ヶ月目の予防接種デビュー外来

かわかみこどもクリニックでは、人生で一度きりの「予防接種デビュー」をご家族にとって安心であたたかい思い出となるよう心を込めてサポートいたします。
こんな想いを込めて、はじめました
- 人生で1回しかない“予防接種デビュー”を、最高の思い出にしてほしい
- 子育てで大変な毎日の中で、楽しい時間を過ごしてほしい
- お子さんが大きくなったとき、ふと笑顔で思い出せるような日に
- 初めての育児、きょうだい育児でも、不安や疑問を少しでも軽くできるご相談の場に
そんな願いから「予防接種デビュー外来」を始めました。
記念日になるような仕掛けも、ご用意しています。
予防接種は、大切な命を守る手段
免疫がまだ未熟な赤ちゃんは、感染症にかかりやすく、重症化のリスクもあります。
予防接種は、そうした病気から赤ちゃんを守るための大切な手段です。
この特別な一日を、安心して迎えられるように。私たちが心をこめてサポートします。
予防接種デビュー外来のポイント
- 初めての予防接種と乳幼児健診でご来院くださるご家族には、ささやかなプレゼントをご用意しております。
- いつでもwebから予約できるので気軽に接種可能です!Web予約はこちらから
- 予防接種カレンダーを活用してLINEリマインドできるから、忘れてしまうことがないので安心です!
- お口・からだ・こころの育ちにとても大切なこの時期、親子の育ちを支える専門家(歯科医師)によるご相談・支援
どうして生後2ヶ月でワクチンデビューするの?
赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいる間はお母さんの免疫に守られ、出産後もしばらくその免疫が引き継がれることで感染症から守られます。
しかし、成長に伴いお母さんから引き継いだ免疫の効力は徐々に低下していきます。
幼い赤ちゃんは、ワクチンを一度接種しただけでは十分な免疫を獲得できません。
そのため、お母さんの免疫が低下する時期に合わせて、生後2ヶ月からワクチン接種を開始し、ご自身の免疫を獲得していく準備をする必要があります。
これが、生後2ヶ月でのワクチンデビューが推奨される理由です。
当院の予防接種について
かわかみこどもクリニックでは、患者さまが安心して予防接種を受けられるよう、様々な配慮を行っています。
予約方法:予防接種はWeb予約が可能です。
当院のウェブサイトからご予約いただけます。翌日や当日の接種をご希望の場合も、可能な限り対応いたしますのでお電話でご相談ください。
Web予約はこちらから接種時間帯と感染対策
当院では予防接種・各種健診のための専用時間帯を設けています(月・火・木・金曜日の14時から15時30分)。
この時間帯は予防接種や健診の方のみの時間帯ですので、免疫が未成熟な1歳未満の乳児の方は、感染を予防するためにもぜひ専用時間帯での接種をご検討ください。
忙しく専用時間帯での受診が困難な方に向けて、一般診療時間帯でも予防接種は受け付けております。咳や鼻水、熱で受診することの多い小児科外来と同じ時間帯に行くのがご心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、当院では非感染待合を設けておりますので、安心してご利用いただけます。
持ち物
- 母子手帳
- 接種券
- 健康保険証 or マイナンバーカード
- 各種医療券(こども医療費受給者証など)
- 予診票(お手元にお持ちの方で、事前にご記入いただくと来院後スムーズです)
- 定期接種の場合、母子手帳や接種券をお忘れの場合は接種できませんので、必ずお持ちください。保険証や医療券も一緒にお持ちください。
接種当日の流れ
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ご自宅で・・・
- ご来院までにお子さんの体調に変化がないか確認をお願いします。
- 受診までに熱を測り、37.5℃以上の発熱がある場合、または1週間以内に37.5℃以上の発熱があった場合は、赤ちゃんの安全のため接種を見送るのが一般的です。お手数ですがクリニックまでご連絡ください。
- 乳児の場合、授乳やミルクは予約時間の1時間前までに済ませておくようにお願いします。特にロタウイルスワクチンは赤ちゃんが内服する経口ワクチンなので、満腹だとなかなか飲めなかったり、泣いて嘔吐してしまうことがあるため、直前の授乳やミルクは避けてください。
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ご来院ください・・・
- 当日はご予約の5分前までにご来院ください。
- 来院後に検温を行い、37.5℃以上の発熱がないことを確認します。
- 予診票が未記載の場合にはご記載いただきます。
- 医師が診察を行い、お子さまの体調が良好なことが確認できれば接種いたします。
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接種後は・・・
- 予防接種後は、副反応の有無の確認のため、院内で10分ほど体調を観察します。問題がなければご帰宅となります。
- 帰宅後はお子さまの様子に変わりがなければ、いつも通り過ごしていただいて問題ありません。授乳やミルクは接種後30分以上経ってからあげるようにしてください。当日の入浴も可能ですが、接種部位を強くこすらないよう気をつけてください。
- 接種当日は発熱などの副反応がみられることがありますので、赤ちゃんの体調の変化に注意してください。いつもと様子が違うことがあれば、ご相談ください。
予防接種のよくある質問
A はい、予防接種は、赤ちゃんを命に関わる病気から守るためにとても大切です。ワクチンを接種することで、赤ちゃんは病気にかかりにくくなり、重症化を防ぐことができます。また、周囲の人への感染を防ぐ効果もあります。予防接種は義務ではありませんが、すべての赤ちゃんに接種することを強くおすすめします。
A ワクチンは、安全性と有効性が確認されるまで、厳格な検査と試験が行われています。副反応が出る可能性もありますが、ほとんどの場合は軽度で自然に治癒します。一般的な副反応として多いのが発熱と接種部位の腫れです。熱は38~39℃程度出ることもよくありますが、多くは24時間以内に解熱します。 発熱のみで、顔色が悪くなく、母乳やミルクの飲みも変わりなければ慌てて救急受診する必要はありません。しかし、顔色が悪い場合や元気がない、頻回に嘔吐するなどの症状があれば、夜間・休日でも救急病院への受診を考えるか、夜間の相談窓口にご相談ください。 注射部位の痛み、発熱、食欲不振、眠気などが副反応としてみられることがあり、38度以上の発熱が続く場合や、ひきつけ、顔色が悪い、ぐったりしているなど、いつもと様子が違う場合は、すぐに医療機関を受診してください。 稀に、ロタウイルスワクチン接種後に腸重積という合併症が10万人に1人程度あることが知られています。投与後1週間以内に不機嫌、ぐったり、嘔吐、顔色不良などの症状がみられたら、すぐに受診してください。
A はい、同時接種は世界中で長らく実施されており、安全性と有効性が確認されています。複数のワクチンを同時に接種することで、相互作用で副作用が増えたり、赤ちゃんへ負担が生じるなどの問題は、海外や日本の接種経験や研究から全く生じないことが分かっています。また、同時接種でワクチンの効果が落ちることもないことも分かっており、安心して受けていただけます。 かわかみこどもクリニックでも、感染をできるだけ早い段階で予防する、そしてクリニックに来る回数を減らしてご家族や赤ちゃんの負担を減らすために、同時接種をおすすめしています。赤ちゃんが1歳前に接種する主なワクチンは6種類あり、そのうち何回か接種するワクチンもあり、接種回数は12回以上にもなります。同時接種をせず1つずつ接種した場合には、すべてのワクチンを規定回数通り接種するのに随分多くの時間がかかり、その分赤ちゃんの免疫獲得に時間を要します。
ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお電話にてお問い合わせください。
かわかみこどもクリニック
〒710-0253 岡山県倉敷市新倉敷駅前5丁目16-1
086-441-2757